コミュニケーション

【書評】『「ひらがな」で話す技術』西任暁子

今回紹介する本は、こちら。

『「ひらがな」で話す技術』西任暁子

どんな本?

「分かりやすい話し方とは何なのか?」

「相手に伝わりやすく話すにはどうしたらいいのか?」

について書かれている本です。

こんな人にオススメ

・話が長いと言われる

・何を言っているのかよく分からないと言われる

・人と上手くコミュニケーションを取れるようになりたい

著者はどんな人?

著者は、西任暁子(にしと あきこ)さん。

大阪生まれの福岡育ちです。

 

慶應義塾大学の在学中に、3000人を超える

応募者の中から、オーディションに合格。

大阪FM802でDJとしてデビューされました。

 

30以上の番組を手がけ、5000人以上のゲストに

インタビューをされる中で、

「わかりやすく伝える方法」について研究。

 

現在はスピーチコンサルタントとして独立し、

経営者、セミナー講師、弁護士など、

 

主に人前で話す職業の人たちに向け、

話し方の指導をされています。

 

 

一見、華々しいキャリアに見えますが、

「決してなだらかな道ではなかった」

と西任さんは本書の中で述べています。

 

とあることがきっかけで、話すのが怖くなり、

思っていることを口に出せなくなった

時期すらあったようです。

 

そんな西任さんの「話し方」の本。

どんな内容なのか見ていきましょう。

この本の結論

相手はいつも、「ひらがな」で話を聞いている。

だから伝わりやすい話し方とは、

子供でも分かるような話し方である。

 

というのが、この本の全体的なテーマになっています。

 

 

話すときの言葉って、

「声」で相手の耳に届きますよね。

 

ではその声は、

相手の耳にどう聞こえているのかというと、

「ひらがな」で届いています。

 

 

例えば、あなたが誰かと話していて、

「効果」という言葉を使ったとします。

 

でも、相手の耳に届くのは、

「こ」「う」「か」という3つの音ですよね?

 

さて、ここに重要な事実があります。

 

それは、

 

『言葉は前後の文章を受け取って、

最後まで聞いてようやく、

漢字の意味で理解できる』

 

ということです。

 

 

あなたは話し手なので、

最初から「効果」という漢字のイメージで

言葉を話せています。

 

でも、聞き手の方は、

もちろんそんなこと予想できません。

 

相手の脳内の、真っ白なキャンバスには、

「こ」「う」「か」という

3つの音が届くだけ。

 

最後まで聞かないと、

  • 「効果」なのか
  • 「高価」なのか
  • 「硬貨」なのか
  • 「降下」なのか
  • 「効果的」なのか
  • 「交換」なのか

 

分からないわけです。

 

 

もしあなたが、

「話が分かりにくい」と言われたり、

よく相手から聞き返されることが多いのなら、

 

「ひらがな」で話す技術を学ぶことで、

わかりやすく話せるようになります。

 

そしてそれは、あなた本来の魅力を

引き出すことでもあります。

具体的には?

具体的に、「ひらがなで話す技術」として、

次の3つのポイントが紹介されています。

 

  1. 丸い言葉を使う
  2. 句読点をつけて話す
  3. 言葉の粒の大きさを変える

 

これだけだと分からないと思うので、

簡単にそれぞれ説明します。

1. 丸い言葉を使う

丸い言葉を使うとは、

「漢字」ではなく、

「ひらがな」を使うということです。

 

四角い言葉

  • 視覚
  • 悲報
  • 分解

丸い言葉

  • 目で見る
  • 悲しい知らせ
  • 分ける

 

四角い言葉には、

『目でみてすぐに分かる』

というメリットがあります。

 

文章の場合は、漢字を使った

四角い言葉が分かりやすいですよね。

 

 

逆に、丸い言葉は、

「耳で聞いてする分かる」

というメリットがあります。

 

子供でも分かるような、

ひらがなを多用した言葉の方が、

聞くときには分かりやすいです。

 

つまり、

 

「目でみて分かりやすい言葉と、

耳で聞いて分かりやすい言葉は、

一緒ではない」

 

ということなのです。

 

「話が分かりやすい」と言われる人は、

丸い言葉を多く使って話しています。

2. 句読点をつけて話す

「突然ですが今あなたが読んでいるこの文章は読みやすいか読みにくいかで言うとどちらだと思いますか?」

とても読みにくいですよね(笑)

 

さらに、これを耳で聞いたとしたら、次のようになります。

「とつぜんですがいまあなたがよんでいるこのぶんしょうはよみやすいかよみにくいかでいうとどちらだとおもいますか?」

 

あ、全部読んでないですね?(笑)

 

「、」や「。」がないと、

非常に読みにくいですよね。

 

つまり、

「ひらがなで聞こえている話には、『間』がとても大切」

ということです。

 

さっきの文に、間をつけると、次のように聞こえます。

「とつぜんですが(間)いま(間)あなたがよんでいる(間)このぶんしょうは(間)よみやすいか(間)よみにくいかでいうと(間)どちらだとおもいますか?」

 

このように、話すときに(間)を意識すると、

相手にとても分かりやすい話し方になるのです。

 

僕も今日、この本を読んでから、

YouTubeの収録のときに気をつけようと思いました(笑)

3. 言葉の粒の大きさを変える

これは、「音量」を変えるということです。

 

文字だと、

 

こうやって太字にしたり、

フォントを変えたり、

色をつけたりすることで、

 

「どこが重要なのか?」が分かります。

 

でも、音を耳に届ける場合、そうはいきません。

ではどうすればいいのか?

 

そう、音量です!

 

つぜんですが、いま、あなたがよんでいる、このぶんしょうは、よみやすいか、よみにくいかでいうと、どちらだとおもいますか?」

 

相手がこのように話していると、

こちらも聞きやすくて、分かりやすいですよね。

 

 

ところが実際は、

こんな人が多いそうです。

 

「とつぜんですがー、いまあなたがよんでいるこのぶんしょうはー、みやすいかー、みにくいかーでいうとー、どちらだとおもいますかー

 

それほど大切ではない「てにをは」

が大きくなっていたり、

 

単語の最初の音が小さくなっている

ことが多いそうです。

 

 

だから、聞いた人が

「どこが大切なのか」が分かるように、

 

あなたが伝えたい言葉ほど、

ひらがなの大きな粒をイメージして、

少し声の音量を大きくしてあげるのが大切なのです。

行動ベースへの落とし込み

ではさっそく、行動に移してみましょう!

  • 丸い言葉を使う
  • 句読点をつけて話す
  • 言葉の粒の大きさを変える

 

3つのうち、どれか1つでいいので、

試してみてください。

 

コミュニケーションが円滑になれば、

当然、人との関係性は良くなります。

 

地味ですが、あなたの現実が変わる

可能性を秘めているものだと思います。

 

僕は明日収録するYouTubeで、間を意識して話してみます(笑)

あなたは何を実践しますか?

まとめ&感想

  • 丸い言葉を使う
  • 句読点をつけて話す
  • 言葉の粒の大きさを変える

「人はひらがなで聞いている」というのは、

確かにな〜と思いました。

 

ちなみに今回の書評、

一番重要な第1章の内容の要約だけで、

実際は細かいテクニックが第5章まで書いてあります。

 

話す仕事をしていたり、

相手のコミュニケーションを上手くとりたいと

思っている方には、オススメできる本です。

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かがり
かがり
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