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【書評】『新米リーダー10のスキル』初めて部下を持ったその日から使える

今回紹介する本は、こちら。

『新米リーダー10のスキル』〜初めて部下を持ったその日から使える〜 モリー・ステットナー

この本を3行で(概要)

・新米リーダーとして最低限必要な「10個のスキル」がある

・リーダーになるとは、「部下をマネジメントする」ということ。リーダーとしての仕事は、これまでの延長線上にはない

・部下をお客様と思え

この本で得られるスキル

新米リーダーとして最低限必要な、「10個のスキル」について学ぶことができます。

また併せて、リーダーとして持つべき視点についても学ぶことができます。

こんな人にオススメ

・ この4月から部下を持つようになった

・部下との接し方に悩んでいる

・部下のやる気を引き出したい

著者紹介

著者は、モリー・ステットナーさん。

米国、ブラウン大学を卒業。

作家であり、コミュニケーションコンサルタントもされています。

 

米Amazonのレビューでは、原著の評価が平均☆4.6と、外国での評価も高いようです。

原著は2006年に出版されていますが、いまだに売れ続けています。

時代に左右されない、本質的な部分が書かれていることがうかがえます。

米アマゾンレビュー

この本の主張とその理由

主張

「今までとは立場が変わるから、きちんとリーダーについて学ぼうね」

というのが、この本の主張です。

本書では、新米リーダーのスキルとして、10個のスキルを紹介しています。

主張の理由

今までプレイヤーとして、あなたはバリバリ仕事をこなしていたかも知れません。

でも、いざリーダーになると「会社のお荷物…」なんてことになる危険があります。

 

「リーダー」という言い方だと、「みんなの代表」というイメージになりがちかも知れませんが、それは違います。

 

ビジネスでリーダーに求められることとは、「部下をマネジメントする」ことです!

 

今まで、プレイヤーとしてあなたはバリバリ働いてきました。

仕事で成果を出せば、それがそのままあなたの評価でした。

でもこれからは違います。

 

部下の成果が、あなたの評価となるのです。

 

プレイヤーから、マネージャーになるということ。

例えあなたが、目覚しい成果を出していたとしても、リーダーになった途端、求められることは変わってしまします。

 

優秀だったはずのあなたが、一気に落ちこぼれになってしまう危険があります。

それは、会社があなたに求める「評価の基準」が変わったからです。

 

「新米リーダーとして求められることは何なのか?」

本書で学ぶ必要がありますよ。

というのが、著者の主張の理由です。

具体例

新人リーダーに必要な10個のスキルは、次の通りです。

  1. 部下の心をつかむ
  2. 部下の話をよく聞く
  3. リーダーらしく話す
  4. やる気を引き出す
  5. 部下を注意する
  6. 部下を叱責する
  7. 時間を管理する
  8. 仕事を任せる
  9. 上司をコントロールする
  10. ネットワークをつくる

 

もしこの10個のうち、一つでも意識できていないことがあれば、本書を買って損はないと思います。

ポイントとしては、「注意」と「叱責」が分かれているところでしょうか。

それぞれ簡単に説明します。

1. 部下の心をつかむ

今まであなたは、お客様の信頼を勝ち取って、商品やサービスを利用してもらい、会社から評価されてきました。

でもこれからは違います。

 

部下の信頼を勝ち取って、あなたの代わりに部下がお客様の信頼を勝ち取るようにさせなければなりません。

「信頼させる相手が一人増えた」、と考えてもらって差し支えありません。

 

あなたが今までお客様にやっていたことを、部下にしなければなりません。

それは、

  • 首尾一貫した態度を取る
  • 時と場合で言うことを変えない
  • 守れない約束はしない
  • 知ったかぶりをしない

 

などなど、たくさんあります。

「俺の方が偉いんだ」という態度では、部下はついてきません。

2. 部下の話をよく聞く

権力ある人ほど、聞く能力を身につけることが大切です。

現場から距離が離れるということは、一次情報が手に入りにくくなるということです。

 

二次情報としての部下の話をよく聞き、「お客様とコミュニケーションが取れているか?」、「お客様の求めていることは何か?」を判断する必要があります。

お客様のことを十分に知るためには、部下と十分にコミュニケーションを取る必要があるということです。

3. リーダーらしく話す

「権威を見せる」ということではありません。

あなたの新しいお客様は、部下です。

権威で遠ざけていてはナンセンスというものです。

 

部下が理解しやすいように、

  • ポイントを3つにまとめる
  • 混乱させるような余計な話をしない
  • お菓子を食べながら話したり、批判するような質問をしない

 

ということを意識してみましょう。

お客様の前でやらないことは、部下の前でやらないようにしましょう。

4. やる気を引き出す

部下によって、「やる気スイッチ」がどこにあるかは変わります。

今まであなたが接してきたお客様にも、色々なタイプのお客様がいたはずです。

  • 雑談として面白いお土産話を喜ぶお客様
  • 結論から話すのを好むお客様
  • 話すよりも、実物や絵など見える形で話した方が理解してくれやすいお客様
  • 電話や対面が嫌いで、メールでの連絡を好むお客様

 

など、色々なお客様がいて、あなたはそのお客様によってアプローチの方法を変える工夫をしていましたよね?

それと同じことを、部下にしてください。

人により、何でモチベーションが上がるのかは変わります。

5. 部下を注意する

リーダーの仕事として大きな要素を占めるのは、部下の間違いを正し、改善方法を示すことです。

一番気をつけなければいけないポイントは、「人格攻撃」をしないということです。

 

そもそも、部下の間違いはあなたの責任です。

「監督不行き届き」という言葉は聞いたことがありますよね。

部下が間違いをして、それに対して人格攻撃をするのは、あなた自身を自分で攻撃していることに等しいです。

6. 部下を叱責する

お客様からのクレームが発生した場合、担当の部下を叱責するのもあなたの仕事です。

ここでも人格攻撃はしないでください。

間違いの原因を分析して、改善して、再発防止策を立てるのに努めましょう。

7. 時間を管理する

部下それぞれの、得意な仕事のスタイルや、能率の上がる時間を把握しましょう。

もっとも生産性が上がる方法で仕事をさせたり、複数のチームで動いてもらう場合は、それぞれの特徴を把握した上で組ませる部下を選びましょう。

8. 仕事を任せる

あなたの方が仕事が早いのは当然です。

ただそれでも、部下に成長するための時間・機会を与えることで、長期的には仕事を任せることができるので、あなたの時間が増えます。

部下の資質や個性を見極め、どのような仕事を任せるかも考えましょう。

9. 上司をコントロールする

リーダーになったあなたの新たな問題は、上司と部下の板挟みです。

今まで、上司とお客様の板挟みでしたが、それが変化します。

社内でのコミュニケーションが、より重要になるのです。

 

部下を分析するのと同じく、「上司はどういうことを好むのか?」を把握し、それに沿った行動をすることで無駄な軋轢を防ぎましょう。

10. ネットワークをつくる

人に仕事を任せるようになったあなたは、コネクションの重要性に気づくことでしょう。

社内他部署との繋がり、連携など、ネットワークを広げることを意識するようにしましょう。

自分で直接する仕事が少なくなる分、コミュニケーションに時間をかけるようにしましょう。

反論

「部下の心をつかむ」と言っても、よく分かりませんよね。

そんなときは、仕事と関係ない雑談をすることを意識してみてはいかがでしょうか。

 

あなたが初めてお客様の元に行ったときも、出身や住んでいるところ、趣味など、共通点を探して仲良くなろうとしたはずです。

それと同じことを部下にもすることで、部下も心を開くようになります。

行動ベースへの落とし込み

さっそく、今日から意識を変えましょう。

合言葉は、「部下はお客様」です(笑)

これを手帳に大きく書いて、日々部下と接するようにすれば、あなたの成功は間違いなしです!

まとめ

  • 新米リーダーとして最低限必要な「10個のスキル」がある
  • リーダーになるとは、「部下をマネジメントする」ということ。リーダーとしての仕事は、これまでの延長線上にはない
  • 部下をお客様と思え

〜お悩み相談受付中〜
  • 自分を変えたくて何か行動したい
  • 一人で生きる力をつけるためにビジネスを学びたい
  • 恋愛や対人コミュニケーションに悩んでいる

 

かがり
かがり
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