孫子

【孫子の兵法】計篇:1-3『兵とは詭道なり』

孫子の兵法、計篇。

第1章、第3節の解説です。

 

第1章、第3節のタイトルは、

『兵とは詭道(きどう)なり』です。

 

「詭道」って何だか分かりますか?

 

 

「詭」を使う漢字で一番有名な言葉は、「詭弁(きべん)」です。

まあこの時点で難しいのですが(笑)

 

正解を言うと、「詭」とは、

「いつわる」、「あざむく」と言う意味です。

 

言+危でできてる漢字なので、

なんとなく分かると思います。

 

 

つまり、『兵とは詭道なり』とは、

「兵とは、いつわる道・あざむく道である」

と言う意味です。

 

どういうことなのか?

詳しくみていきましょう。

『兵とは詭道なり』

「兵とは、いつわる道・あざむく道である」

 

これをかなり簡単に言うと、

「戦争は騙(だま)すことである」

ということです。

 

孫子ではさらに、こんなことが書いてあります。

  • とびっきりの作戦があっても、敵には作戦なんて無いと思わせろ
  • 目的地に近づいているなら、敵にはまだ離れているように見せかけろ
  • 目的地までまだ遠いなら、既に近づいたかのように見せかけろ

 

まさに、騙すような行動ですよね。

「敵にはいつも、偽りの状態を示せ」ということです。

 

これこそが、戦争の勝ち方であり、

その時の状況によって臨機応変に対応することだから、

戦争前に「どんなふうに勝つか?」は予告できないよ。

 

とも言っています。

 

このように敵を罠にはめて、

相手の不意をついてバランスを崩し、一瞬で勝利を掴みにいく。

 

これが、第1章 第3節の内容となります。

僕たちのできる詭道

僕たちのできる詭道

では、僕たちにできる詭道とは、何があるでしょうか?

例えば、スポーツ系の漫画やアニメだと、「必殺技」がそれに当たります。

 

ライバルに攻められピンチのときに、

主人公は「必殺技」や「新技」で乗り切って、勝利を掴むわけです。

 

これも、隠しておくからこそ、意味がありますよね。

そうでないと、相手に情報が筒抜けになり、対策されてしまいます。

これも、詭道なわけですね。

 

一見、正々堂々と戦うイメージのあるスポーツですが、

やっぱり欺(あざむ)く、偽(いつわ)る、

ということをすると有効だし、みんなしているわけです。

 

「手の内を全て見せない」

ということですね。

 

 

ビジネスなら、見せ札を出しておいて、

きちんと「落としどころ」は準備しておく。

 

恋愛なら、自分の全ては見せないことで、

相手が自分のことを気になってしまったり、

それが明らかになったときに「ギャップ萌え」を狙える。

 

例えると、そんな感じでしょうか(笑)

 

ブラフでも良いです。

あなたも何か、「秘めている部分がある」と相手に感じさせることで、

「ただ者じゃない感」が出て、有利に事を運べるかも知れませんね。