孫子

【孫子の兵法】作戦篇:2-7『敵の貨を取る者は利なり』

孫子の兵法、作戦篇。

第2章、第7節の解説です。

 

今回のタイトルは、

『敵の貨を取る者は利なりです。

 

「貨」は、ここでは物資という意味。

「利」は、利益という意味。

 

つまり、

『敵の物資を奪い取ることは、利益のあることだ』

 

という意味となります。

 

どういうことなのか?

見ていきましょう。

『敵の貨を取る者は利なり』

『敵の貨を取る者は利なり』

前回は、「敵のメシを食え!」という記事でした。

【孫子の兵法】作戦篇:2-6『智将は務めて敵に食む』孫子の兵法、作戦篇。 第2章、第6節の解説です。 今回のタイトルは、 『智将は務めて敵に食む』です。 ...

 

なぜなら、10万単位の兵士の食事だけでも、

莫大な費用と労力がかかるからでしたね。

 

そして今回、さらに孫子は、

「敵の物資も奪え!」と言っています(笑)

これはなぜなのか?

 

基本的に、戦争が続けば続くほど、物資は少なくなっていきます。

 

剣が折れたり、

防具がボロボロになったり、

弓矢の矢少なくなっていきます。

 

当たり前ですよね。

でも、戦うたびに、敵の物資を奪っていくとどうでしょう?

 

敵の物資を奪えば、

戦うたびに、逆に戦力が増えていくのです。

 

つまり、軍全体にとって、利益のあることですよね。

だから孫子は、積極的に奪っていくことを推奨しています。

 

しかも、敵を捕まえ、奪うことに成功した部隊には、

「その奪った物資を与えて、特別に食事も与える」

とまで書いてあります。

 

それだけ、敵の物資を奪うことは重要ということです。

 

あなたも、あなたのライバルを倒すことばかり考えていませんか?

ライバルの持つ価値あるものを、

利用することまで考えてみてはいかがでしょうか?