孫子

【孫子の兵法】謀攻篇:3-9『戦わずして人の兵を屈する』

孫子の兵法、作戦篇が終わり、

今回から謀攻篇(ぼうこうへん)に入ります。

第3章、第9節の解説です。

 

今回のタイトルは、

『戦わずして人の兵を屈するです。

 

意味としては、

「戦いをすることなく勝ち、相手を従わせる」

という意味です。

 

第3章になっても、孫子はまだまだ戦いについて語りません(笑)

ここまでずっと、戦争についてのマインドや戦略についてですね。

 

戦略というのは、文字通り、

「戦いを略すこと」です。

 

「いかに戦わないで勝つか?」を考えることですから、

孫武は根っからの戦略家のようですね。

 

なぜ戦わない方がいいのか?

今回はそんなお話になります。

『戦わずして人の兵を屈する』

戦わないで勝つ方が良い理由。

それはもちろん、戦争による損失が大きいからです。

 

  • 巨額すぎるお金の経費
  • 人の死
  • 遠征に行っている間、国の守りが十分でなくなり、また別の国から攻められるリスク
  • 戦争中に国にいる人の食糧の供給不足、物価の上昇
  • 民衆の内政への不満

 

などなど。

これらは、勝っても負けても支払わなければならないものです。

 

つまり、国のトップは、

なるべく戦わないで勝てるなら、そうしたいのです。

 

 

僕たちって、どうしても「戦争」と聞くと、

「戦闘」をイメージしますよね。

 

でも、戦争の本質は戦闘にはありません。

 

戦争とは、自分の国にとっての利益を、他国と争うことです。

 

あくまで、そのための手段の一つが、

「戦場での戦闘」というわけです。

 

 

孫子は、

「戦って勝つのは二流」

と言っています。

 

戦わないで、

敵の「兵や物資」が無事な状態のまま勝つこと。

 

これこそが最善だと言っています。

兵や物資が無事なら、勝ったときに利用できますしね。

 

 

あなたも、ビジネスや恋愛、実生活で、

戦うことばかり考えていませんか?

 

もしかしたら、

戦わないで勝つ方法があるのかも知れませんね。