孫子

【孫子の兵法】作戦篇:2-8『兵は勝つを貴びて、久しきは貴ばず』

孫子の兵法、作戦篇。

第2章、第8節の解説です。

 

今回のタイトルは、

『兵は勝つを貴びて、久しきは貴ばずです。

 

「貴ぶ」は、「大事にする」、「大切にする」という意味。

「久しき」は、「長い時間」ということですね。

 

つまり、

『戦争は勝つのが大事であって、長い時間をかけるのは大事では無い

という意味となります。

 

 

前回の記事でもそうでしたが、

とにかくこの作戦篇の章では、

戦争の経済的側面について語られてきました。

 

時間をかけて勝利したところで、

得られるリターンがよっぽど莫大でなければ

意味がないということです。

 

つまり、「速さ」がかなり重要な要素となるわけです。

 

いざ軍を出したら、さっさと戦い、さっさと勝利。

これが最良だと、孫子は言っています。

 

 

戦争は、国家の一大プロジェクトだと考え、

利害と得失を計算できる将軍こそが、

人と国を守ることができるのです。