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【書評】全ての事象はアイデアになる?『メモの魔力』前田裕二

今回紹介する本は、こちら。

『メモの魔力』前田裕二

超大ヒットした本ですが、まだ読めていない方もいるのではないでしょうか?

前田裕二さんの生き様が書かれていて、痺れる一作となっています。

この本を3行で(概要)

  • みんながスルーしている日常の情報は、全てアイデアに換えられる
  • メモを上手く活用すれば、「自分とは何か?」が見える
  • 言語化のクセをつけることで、夢や目標が現実になりやすくなる

この本で得られるスキル

情報をアイデア・自己分析・目標達成・ビジネスプランへと確実に変換するためのフレームワークを学ぶことができます。

とても丁寧に、画像や前田裕二さんの経験を交えながら説明してくれているので、分かりやすいです。

こんな人にオススメ

・アイデアを生み出せる人になりたい

・自分のやりたいことが分からない

・達成したい目標がある

著者紹介

著者は、前田裕二さん。

1987年、東京生まれです。

早稲田の政治経済学部→外資系投資銀行→DeNA→SHOWROOM(株)設立

これだけ見ると輝かしい道を進んでいるようですが、8歳で両親を失くしています。

貧困の中で苦しい思いをし、勉強もまともにできない環境の中、凄まじい努力で這い上がってきた方です。

そんな前田裕二さんが、「メモとは生き方そのもの」と語るメモとは、一体どんな力があるのか?

見ていきましょう。

この本の主張とその理由

主張

この本の最重要キーワードは、『抽象化』です。

ものすごくためになる情報も、一見意味がないと思える情報も、得るだけでは意味がありません。

頭の片隅に入れておくだけではもったいない!

その情報を抽象化して、もう少し遠いところから眺めてみると、「アイデア」に変化させることができます。

一度アイデアにしてしまえば、どんなものに対しても適用できる、便利な道具にすることができるのです。

主張の理由

みんなが好きで、分かりやすいのが、「具体」です。

「もっと具体的には?」

「具体的に言うと」

こんな会話は多いですよね(笑)

具体は、確かに素晴らしいです。

意味が明確なので、行動しやすく、他の人とも共有しやすいのが「具体的」です。

でも実は、「具体」にも弱点があります(笑)

それは、「応用がききにくい」というところです。

ちょっと想像してみてください。

食べ物で例えます。

「カレー」と、「豚肉・ニンジン・玉ねぎ・カレー粉」だったら、どちらが応用がきくと思いますか?

……

はい、後者ですね(笑)

料理として既にでき上がっているカレーが「具体」、豚肉・ニンジンなどの食材が「抽象」だと思ってください。

豚肉・ニンジン・玉ねぎがあれば、かなりの数の別の料理ができますよね。

一方、もうでき上がってしまっているカレーは、「カレーうどん」くらいにしかできません(笑)

カレーという具体的なものになってしまっているため、他への応用がききにくい。

これが「具体」の弱点です。

あらゆる情報を「抽象化」してアイデアにすれば、人生のあらゆる場面で使うことができる便利な道具になる。

それは、「本質を見る」ということ。

実は情報には、魔力的な力があるよ。

これが、この本での前田裕二さんの主な主張です。

具体例

では実際に、「抽象化ってどうやるの?」と思いますよね。

結論を言うと、「ファクト(事実)」→「抽象化」→「転用」 というプロセスで、情報を活用することができます。

本書から引用して、分かりやすく説明します。

以下の文が分かりやすいので、ちょっと長いですが読んでください(笑)

「『大阪のおばちゃんは、なんでもないときにも、よくアメちゃんをくれる』という話があるじゃないですか。そこに着想を得て、大阪でチラシ配りをするときに、チラシと一緒にアメちゃんを配る作戦に出たんです。そうしたら、ものすごい勢いでチラシがはけて、驚きました」

「これに味をしめた僕たちは、同じやり方を東京で試したんです。そうしたら、東京ではなんと、大阪のせいぜい3分の1程度の効果しかありませんでした。つまり、アメちゃんをつけると、大阪では東京の3倍チラシがはけるのです(笑)」

前田裕二、『メモの魔力』、幻冬社、2018、48〜49頁より引用

もしあなたが、上記のようなことを仕事をしている友達や、お客さんから聞いたとします。

「へぇ〜!そうなんだー!」

とは思いますが、だいたいそれで終わりですよね(笑)

ここを、スルーしない!!

ということです(笑)

まずは、あなたが得た情報をノートに書きます。

ファクト(事実)と本書では呼んでいます。

ファクト:大阪でチラシと一緒にアメちゃん配ったら、東京の3倍の効果があった

次に、これを「抽象化」します。

抽象化と聞くと難しく感じるかも知れませんが、「他の分野にも応用ができる言い方をすると、どうなるか?」と言うことです。

では、「大阪でチラシと一緒にアメちゃん配ったら、東京の3倍の効果があった」を抽象化するとどうなるか?

例えば、こうなります。

大阪の人は東京の人よりも、直接的で目に見えるメリットの請求に弱い

どうでしょう?カレーではなく、食材になった気がしませんか?(笑)

これが抽象化です。

そして最後の「転用」です。

これは、抽象化で得た気づきを仕事や実生活などで「検証してみる・試してみる」ということです。

例えば、あなたがカフェのオーナーだとします。

そしたら、

「大阪の人は直接的な目に見える請求に弱いなら、店頭の試飲サービスをしたら売上が上がるのではないか?」

「コーヒーの割引サービスをするより、サイドメニューのドーナツを小さく切ってサービスする方が客単価が上がるのではないか?」

実際に、こういう行動をしてみるということです。

これが「転用」です。

どうでしょう?

「大阪でチラシと一緒にアメちゃん配ったら、東京の3倍の効果があった」

という情報が、

「ファクト(事実)」→「抽象化」→「転用」のプロセスを経て、大きな可能性を秘めたアイデアに代わりました。

これが、メモの魔力の真髄です。

反論

とは言え、「いやいや、上司に提案しても何も変わらないよ!」という意見もあると思います(笑)

でも、別に情報の転用先は、仕事でなくても使えます!

例えば、さっきの「大阪の人は目に見える請求に弱い」だと、友達にも使えます(笑)

あなたに大阪出身の友達がいて、どうしても人数合わせで合コンに来て欲しい場合。

「こいつは大阪出身だから、どんな女の子が来るかをラインや話して説明するよりも、写真を見せた方が来てくれそうだな」

とかです(笑)

抽象化しているので、色んな物事に適用しやすいんですね。

これが抽象化の強みです。

あなたもただ情報を得るのではなく、ノートにメモして、抽象化して応用してみてはいかがでしょうか?

行動ベースへの落とし込み

情報の抽象化、面白いですよね。

この記事では割愛しますが、情報の抽象化を活用すれば、「自分とは何か?」がクリアになり、言語化のクセをつけることで、夢や目標が現実になりやすくもなります。

あなたも今からノートを買って、情報をただ素通りさせるのではなく、一度自分の元に留めてアイデアに換えてみませんか?

もしかしたらそのアイデア1つで、人生が変わってしまうかも知れません。


まとめ

  • 情報を抽象化して、少し遠いところから眺めてみると、「アイデア」に変化させることができる
〜お悩み相談受付中〜
  • 自分を変えたくて何か行動したい
  • 一人で生きる力をつけるためにビジネスを学びたい
  • 恋愛や対人コミュニケーションに悩んでいる

 

かがり
かがり
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誰よりも失敗と挫折をしているので、お力になれるかもしれません。

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