ビジネス

【書評】『人生の勝算』前田裕二

今回紹介する本は、こちら。

『人生の勝算』前田裕二

どんな本?

前田裕二さんの自伝的な本でもあり、

コミュニティビジネスについて

学べる本でもあります。

 

前田さんの狂気と情熱と信念が

たっぷり書かれており、

読むと滾(たぎ)ります。

こんな人にオススメ

・今一番話題な前田さんがどんな人か知りたい

・コミュニティビジネスについて学びたい

・これからの時代の「消費の形」について知りたい

著者はどんな人?

著者は、前田裕二さん。

早稲田大学を卒業されています。

 

外資系投資銀行で投資家相手にセールス

→DeNAへ転職し、「SHOWROOM」事業を立ち上げ

→スピンオフし、「SHOWROOM株式会社」設立

→同社の代表取締役社長へ

 

常に圧倒的な結果を出すことに

こだわってきた前田さんの原点は、

小学生のときのギターの弾き語りです。

 

詳しくは本書に譲りますが、

なんと前田さん、小学生のときにギターだけで

多いときには月に10万円稼いでいます。

 

8歳のときにご両親を失い、

様々な逆境を経験されながらも、

粘り強い努力で自分の運命を変えた前田さん。

 

今は世界中の人の運命を変えるため、

「情熱と努力があれば誰もが報われる社会」

の実現を目指し、奮闘されています。

この本の結論

「人は絆にお金を払う」

これがこの本の、全体的なテーマとなっています。

 

モノが氾濫している現代、

消費は「モノ」から「コト・ヒト」へと

移りつつあります。

 

もう、そんなにモノはいらないんですよね。

みんな冷蔵庫やエアコンを持っているし、

パソコンもスマホもある。

 

クラウドがきて、レンタルがきて、

断捨離、片付け、シェア。

 

個人がどんな事でも調べられて、

SNSで一瞬で情報が拡散する今、

情報の価値は無くなってきています。

 

モノにも、情報にも価値がない。

じゃあ何に価値があるのか?

 

……

 

これからの時代、

人々はお金を「絆」に払います。

 

  • 人との繋がり
  • 個人への共感
  • ストーリー
  • コミュニティメンバーとの一体感
  • そこでしかできない体験

 

こういったものです。

 

SNSで誰でも発信できるようになり、

僕たちは「繋がり」を再定義する段階を

迎えているのかも知れません。

具体的は?

そんな絆の時代にビジネスをする際、

重要なことは何なのか?

 

本書には、いわゆる「繋がりの経済」について

大事なことがたくさん書いてあるのですが、

その中の一部をピックアップして紹介します。

 

 

繋がりの経済で最も大事なのは、

「濃い常連客」を作ることだと

前田さんは本書で述べています。

 

そして濃い常連客を作るための

「深いコミュニティの要素」として

次の5つの要素を挙げています。

 

  1. 余白があること
  2. クローズドの空間で常連客ができること
  3. 仮想敵を作ること
  4. 秘密やコンテクスト、共通言語を共有すること
  5. 共通目的やベクトルを持つこと

 

それぞれ簡単に説明します。

1. 余白があること

これは、「未完成である」ということです。

完璧な存在って、どこか近寄りがたいですよね。

 

そうではなく、頼りなかったり、まだ発展途上な感じ。

その未完成な感じが、逆に共感を呼び、仲間を作ります。

 

コミュニティのメンバーが、

「自分の力・応援が必要だ」

と思うような未熟な部分が必要なんです。

 

恋愛でも、完璧な女性は近寄りがたく、

どこか「スキ」がある女性の方がモテますよね(笑)

 

余白がある方が、

「みんなでこの人を支えよう!」という

結束力が生まれ、むしろコミュニティーが強くなるのです。

2. クローズドの空間で常連客ができること

「俺たちだけの場所」であると感じられる、

ある程度クローズドな空間の方が、

常連さんの所属欲求を掻き立てます。

 

AKBでは、常連ファンが

まるで自分たちが運営側かのように

AKBグループ全体を応援するそうです。

 

メンバーの総選挙を盛り上げるために

クオリティの高すぎる動画を作って

YouTubeにアップしたり、

 

もっとファンがつくように、

コミュニケーションを円滑にする

ツールを開発したファンもいるとか。

 

常連客を、「中の人」にできると、

コミュニティは一気に強固になります。

そのためには、お客様との境界線を無くしていくのが重要です。

3. 仮想敵を作ること

ライバルがいると、コミュニティの熱量が高まります。

ビジネスでいうなら、競合の存在です。

 

例えばAKB48では、毎年の総選挙で、

どうすれば順位を上げられるかを

ファン同士が必死に考えます。

 

AKBのトップアイドルが仮想敵となり、

それを打ち倒すべく、

「常連客」が結束するのです。

 

ファン同士の横の連携が生まれ、

コミュニティの繋がりは

より強くなります。

4. 秘密やコンテクスト、共通言語を共有すること

例えばドレスコードがあったり、

コミュニティ独自の「言葉」があったり、

ルールやお約束ができたり。

 

そういうものを共有すると、

コミュニティへの所属意識は高まります。

 

例えば、昔の「2ちゃんねる」という掲示板サイトでは、

「ぬるぽ」と誰かが書き込みをしたら、「ガッ」と返す。

これがお決まりでした(笑)

 

ダチョウ倶楽部の、「押すなよ!押すなよ!」

明石家さんまの、「ホンマや」

と同じ感じです(笑)

5. 共通目的やベクトルを持つこと

3の、仮想敵と通じるところです。

 

「こんな存在を目指してみんなで進もう!」

「No.1を取る!」

「〜を実現させよう!」

 

このような共通の目的や、

同じベクトルに向かうエネルギーが、

コミュニティを動かす原動力となります。

 

ビジネスでいうと、

「ビジョン」や「理想の未来」のことです。

 

ここに人は感化され、共感し、

応援したくなり、

一緒に行きたい!という気持ちになるのです。

行動ベースへの落とし込み

あなたが何か仕事やビジネスをしているなら、

商品やサービスにまつわるストーリーを

お客様に伝えてみてください。

 

その商品やサービスは、

  • どんな思いで作ったのか?
  • どんなストーリーがあったのか?
  • どういう願いがあるのか?
  • お客様にどんなふうになって欲しいのか?

 

モノだけではなく、ストーリーや体験を意識した

商品設計をしてみましょう。

まとめ&感想

  • 「人は絆にお金を払う」

僕はこの本を読んで、

前田さんの狂気と情熱と信念が伝わってきました。

 

現状が煮詰まっていて、ブレイクスルーを起こしたい方。

きっと鼓舞されると思います。

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かがり
かがり
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